【沖縄体験談 #41】浜比嘉島 アマミチューの墓

浜比嘉島。アマミチューの墓。 沖縄 南部・中部
この記事は約4分で読めます。

いつもブログを見にくてくださり「にふぇーでーびる(ありがとう)」

今回(#41)は、沖縄本島の中部に位置する浜比嘉島の「アマミチューの墓」について投稿したいと思います。「アマミチューの墓」は、昔からたくさんの人が訪れて、お祈りする特別な場所

訪れる人にとって大切な「パワースポット」となっている場所です。


アマミチューの墓とは?

アマミチューの墓は、沖縄本島から車で行ける浜比嘉島に位置しています。場所は、浜比嘉大橋を渡ってすぐ。

毎年お正月になると、字比嘉あざひが」という地域のノロ(神様に仕える祝女)が中心になって、お祭りが行われます。このお祭りでは、たくさんの食べ物がとれることや、みんなが元気で病気をしないこと、そして家族が幸せに暮らせるようにと祈願します。

浜比嘉島。アマミチューの墓。
アマミチューの墓がある場所の全体像
浜比嘉島。アマミチューの墓。

浜比嘉島には、数々の神話があります。

琉球神話によると、「アマミチュー(アマミキヨ)」は女神様と言われ、琉球の人々のご先祖さまとされています。アマミチューは、天の一番偉い神様(天の最高神)から「琉球の島々を作りなさい」と言われて、島々を作ったと言われています。





島に到着したら一番に行こう!(体験談とおすすめ)

島に到着したら、まずその土地に挨拶をしましょう。一番初めに挨拶をする場所が、アマミチューの墓だと思います。「私達は、ここにこさせていただきました。」と、あなたがいることを静かに伝えると良いかと思います。

浜比嘉島や自然に自分の存在を知らせることは、観光よりも大切なことだと思います。

浜比嘉島のねこ
お墓の入り口から案内してくれた猫
浜比嘉島
浜比嘉島
アマミチューに挨拶をした後に、しばらく海を眺める。

何よりも先に、アマミチューの墓を訪れたせいかは分かりませんが、沖縄の伝統行事「浜下り(ハマウリ)」を見学することができました!

伝統行事「浜下り(ハマウリ)」とは

浜下りは、とても大切な伝統行事で、旧暦の3月3日に女性たちが、浜辺に行って海の水で手や足を洗い体を清めるという、健康を祈願する行事。
この浜下りは、鹿児島・奄美諸島にも文化として残っているようです。

浜下りの行事は、一年の中で1日だけ。

新しい土地へ行く際は、まず先にその土地の神様に「自分の存在を報告し、挨拶をする」
これは、どこの土地へ行ってもやっていることで、神様が受け入れてくれたら、何かしら良い出会いや発見、嬉しいことがあるかも知れません。





アマミチューの墓へのアクセス

アマミチューの墓は、沖縄本島の中部に位置する浜比嘉島にあります。那覇空港から車で約70分。島の周辺には、宮城島や伊計島があったり、果報バンタなどの観光スポットがいくつかあります。

アマミチューの墓へのアクセス

アマミチューの墓
〒904-2316 沖縄県うるま市勝連比嘉
海中道路を渡り、浜比嘉大橋を渡った先に、アマミチューの墓があります。

浜比嘉大橋。
浜比嘉大橋






せっかく来たらな「龍神風道」へ

浜比嘉島まで来たなら、ぜひ「龍神風道」へ行かれてみてはいかがでしょうか。「龍神風道」は、不思議な風が通る場所で、ここ一帯でエネルギーの通りがいいとされているパワースポットです。

「龍神風道」へのアクセス

龍神風道
〒904-2423 沖縄県うるま市与那城宮城2768
営業時間 : 9:00 – 17:30
「龍神風道」は、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの敷地内にあります。(看板あり)


他にも、浜比嘉島には奇岩がたくさんあります。奇岩信仰という言葉もあることから、こうした岩をゆっくり眺めてみるのも良いかと思います。

奇岩信仰とは

自然の中にある特別な形をした岩や大きな石を、神さまが宿る神聖なものとして大切にする信仰のこと。こうした岩を「不思議な力がある」と考え、祈りを捧げたり、願いごとをしたりします。特に、日本や世界各地で、形や場所に意味がある岩が信仰の対象になっています。

浜比嘉島の奇岩
浜比嘉島の奇岩
浜比嘉島の奇岩
浜比嘉島の奇岩
ソテツもある

これらの奇岩は、アマミチューの墓で見られるものです。




まとめ

最後に恒例のまとめをして終わりたいと思います。

🔖 アマミチューの墓は、一番初めに行こう!
🔖 アマミチューの墓は、琉球の島々を作ったとされるアマミキヨが眠っている
🔖 浜比嘉島へ来たなら「龍神風道」もおすすめ

観光する際は、その土地のルールを守ってお楽しみください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました